こんにちは~。^^



まだ雨の止まない奈良ですが、
みなさんの地域はどんな感じでしょうか?

うちは、勝手口のドアから大量の雨が吹き込んで勝手口がびしょびしょ。
大雨暴風警報なんかが出るときは、たいていいつもこうなんで、

「あぁ、またか」
「これで済んでよかったわぁ」という感じ。(ええかげん直さんかい)

みなさんの地域も、
何事もなければいいなぁと思っています。



そんなことを思ってる横で、
チビが鼻を思いっきりホジホジしてました。( ̄□ ̄;)

チビが鼻をほじるときの、
大胆な指のつっこみ具合と顔のおもしろさってばもう!

毎度毎度、感動もんです。
(鼻血が出ないのが不思議です)

小さい子どもって、
なんであんなに躊躇なく、いつでもどこでも鼻をホジホジできるんでしょう~。



オトナはやっぱり、
いくら鼻が気持ち悪くても、時と場所を考えますやん。

「TPO」っていうんですかね?(鼻ほじにTPOなんてない)



まったくなんにも気にしないチビが、ちょっとうらやましかったりして。w



でも、そんなチビも、
幼稚園とか保育園に入って、かわいい女の子から

「えー、○○くん鼻ほじってるーいやー!」
とか言われたら、羞恥心が芽生えて人前ではしなくなったりするんでしょうか。(笑)



それはそれで、さみしい気も~。w




・・・て、
しょーもない話はツラツラ書けるのに。

「夏に起こりやすい体のトラブル&食養生」についてのお話は、
なんだかずるずる書けずにいて・・・。


もう遅すぎじゃね?(;^_^A


と思うんですけど、やっぱりここはひとつちゃんと書いておこうと思います!
長くなるけど、おつきあいくださるとうれしいでーす!





さて。
昨日はともかく、ここ最近とにかく暑いですよね。

夏といえば、「暑い」。
しかも日本の夏は、「蒸し蒸しと暑い」。(-"-;A

体の中に、むんむんと熱がこもりやすく、
体にこもる熱を下げるため、体から大量の汗が出ます。

つまり、
【体内から大量の水分(体液)が失われてる状態】ということになります。(・・;)



体液を消耗すると、気も消耗され、
その結果、「夏バテ」や「熱中症」などを引き起こしやすくなってしまいます。

また、体液が消耗された結果、血液がドロドロになり、
血液を送り出す「心」の働きもよりハードになり、負担が大きくなってしまいます。(゜д゜;)
(心臓病の方や高血圧の方、体に熱がこもりやすい方は、要注意の時季です!)



中医学でいうところの「心」は、
血液を全身に送り出す働き以外に、精神活動を司る、とも言われていて、
(※精神活動(=理性)を司るのが「心」、情緒=(気持ち)を司るのが「肝」)

「心」が酷使されて弱ってくると、
不眠や、不安感、動悸や息切れなどの症状がでやすくなってきます。


さらに言うと、
「心」は、「舌」と「小腸」と関係が深く、

心が弱ると、口内炎ができたり、尿がでにくくなって濃くなる
といったトラブルも起こりやすくなります。
(意外なところがつながっててびっくり~)




つらつら書くとわかりにくいですが、
<夏に起こりやすい体のトラブル>をまとめると、こんな感じです。


●汗がだらだら出て疲れやすい、疲れが取れない、体が火照る 
➡夏バテや熱中症になりやすい
●不眠、不安感、動悸・息切れになりやすい
●口内炎ができやすく、尿の量が少なく、色が濃い



・・・書いてるだけで息苦しくなってくるわ・・・(・・;)



こんな状態にならないように、
夏は「心」をいたわって強くしてあげなければいけません!

そのためには、

増血する食材、津液(=体液、血液を含む体内の水分)を増やす食材をとる
(※汗が必要以上に出過ぎてしまうのを防ぐのも必要)
体内にこもった熱を取る食材をとる


これが、とっても重要です!

あと、汗が必要以上に出過ぎるのを防ぐ、というのも大切だし、
冷たいものの飲み食いで弱りがちな「胃腸(脾)」を補うのも大切ですよー。


※ちなみに、「津液を増やす=水分をいっぱいとればいい」ということではないです。

水分を取ることも大切なことなんですが、
冷たい飲み物をとりすぎると体を冷やし過ぎてしまい、かえって様々なトラブルを引き起こしてしまうことになりかねません。





それから、
夏は、五行でいうと<火>に属するので、
<赤い食材><苦みのある食材>を意識してとるといいとされています。

これって、夏のイメージにぴったり。
覚えやすくて、普段の食事に取り入れやすいですよね~。^^ 


というわけで、
夏にとりたい食材をまとめると、

①津液を増やす食材、体の熱を取る食材(冷え性の方は取り過ぎ注意)
②苦みのある食材
③赤い食材




簡単に、それぞれの食材の例を挙げてみまーす。^^

 

<津液を増やす食材>

豚肉、豆腐、黒豆、牛乳、鶏卵、帆立、イカ、オクラなど。 

 

<体の熱を取る食材>

胡瓜や冬瓜、すいかなどの瓜類

茄子やトマト、ゴーヤなどの夏野菜

マンゴー、パパイヤ、パイナップルなどの南国フルーツなど。

 

あと、お安いもやしもいいですし、豆腐も熱を取ってくれます。

この季節が旬の、なんかもいいですよー。


(※もともと体の冷えが気になる方は、こういう食材を取り過ぎないように注意し、できるだけ火を通して食べたり体を温める食材と一緒にとるようにした方がいいです)


あと、酢や梅、レモンなど、酸味のあるものを取るというのも効果的です。

汗がだらだらと出過ぎるのを抑えてくれる「収斂効果」があるので~。


疲労回復効果もあるし、

いつもの料理にちょっと加えると、さっぱりと食べやすくていいですよね。 ^^


<苦みのある食材>

ゴーヤを筆頭に、らっきょうしし唐、ピーマンなど。

苦みが特徴の「緑茶」も◎。カフェインが気になる場合は、麦茶でも。


<赤い食材>

トマト、パプリカ、かつお、まぐろ、タコ、スイカなつめなど。

赤=血、てイメージ通りで覚えやすいですね。(笑)



 
いろんな食材を挙げましたが、

とりあえず、<赤いもん><苦いもん><瓜類>あたりを食っときゃ大丈夫!(ざっくり~!)

 
我が家では、
ゴーヤ、豆腐、豚肉…(完全にゴーヤチャンプルやん)
きゅうり、トマト、タコ、もやしetc…
あたりをよく食べまーす。(フツーや、笑)




あと、津液を増やすことが大事~って書きましたが、

これを怠って津液が足りてないと、
夏に体がへばってしまうのはもちろんなんですが。

秋になって空気が乾燥してくると、
津液がさらに不足して、お肌や肺・気管支などに様々なトラブルを引き起こしやすくなってしまいます。(><;)コワイー

季節ごとの養生はちゃんと次の季節にもつながってる、ということなんですよねー。すごいっ。
サボっちゃだめだなーって思います。(これがムズカシイんだけど…)





・・・長すぎて、読むのも息切れしますよね。(;^_^A(スミマセン…ゼェーゼェー)


でも、ここからやっと、今日の一品です。
どうかどうか、まだ帰らないでぇーー!




ポキドン4




↑ 『野菜たっぷり*まぐろのピリ辛ポキサラダ丼』



ハワイ料理の「ポキ」。
あれを野菜たっぷりで作って、ご飯の上にどーんと乗せた「ポキサラダ丼」です。



ハワイ、行ったことないですけどね。(・ε・)



ポキを作ろうと思っていて、実際そういうお味なんですけど、
ふと気が付けば、「コブサラダ」っぽい感じの盛りつけになってました。



わ~い、なんでやろ~(ノ´▽`)ノ



どーでもいい話ですが、

「ポキ丼」ってキーを打ち込んだら、「ポキドン」って出ます。
何回打っても「ポキドン」。
どうしても「ポキドン」。(壁ドン。)←古



ちょっと頭わいてるんかな・・・。



そんなポキ丼。
ちょっとピリ辛の味付けにしてみました。



7月スパイス



写真の4つをモニターでいただいたんです。

・GABANブラックペッパー荒挽<缶>
・ハウスカレーパウダー<顆粒>
・ハウス辣油
・ハウス一味唐がらし


モニターのテーマは、

「スパイスがお役立ち!おいしい減塩レシピ」。


減塩するのにスパイスが役立つっていうのは知ってはいたけど、
それを意識してやったことはなくって。

減塩せなアカンお年頃やのに、減塩を意識すると、
とたんに料理のハードルが上がるように感じてしまうという。(いけてへん)



なんとかハードルを飛び越えようと、
頑張って作ってみたのが今日のコレです。

使ったのは、「ハウス辣油」。

辣油のピリっとした辛さとごま油の風味を生かして、
塩分控えめ、かつおいしく食べれるレシピにしたつもりです。
(ほんまに減塩なってるんかな…(・Θ・;))


ちなみにこの辣油は、
ナトリウムを含まないらしく、食塩相当量=0gだそうです!




ポキドン7



シャキシャキっとしたきゅうり&玉ねぎ、
とろりと濃厚なアボカド、
フレーーーッシュなトマト、
ちょっと筋張った(w)脂の乗ったまぐろ、

そして、辣油がきいたピリ辛だれ。


めっちゃおいしいコラボレーションです




ポキドン8



そして気になる「効能面」。
夏の食養生について暑苦しく語った今日にふさわしく!

「鮪」「トマト」「唐辛子(辣油に含まれてる)」と、「赤」がいっぱい!
血を補ってサラサラにして、胃腸の調子をととのえてくれまーす。^^

鮪もそうだけど、
「白米」や「アボカド」にも気を補う効能があるので、疲労回復効果もばっちり。

「きゅうり」「トマト」は体の余分な熱を取り、
きゅうりはむくみも取ってくれます。


というわけで、
夏バテ解消にぴったりの、とっても夏向きな一品なのでございまーす。^^




ポキドン1



材料切って、まぐろを漬けダレに漬けておけば、
あとはご飯の上に盛りつけるだけ!

火も使わないし、めっちゃ簡単やし、夏バテ解消にぴったりなので、
暑さきびしい夏の間に、おすすめの一品です。^^


鮪が安いときor夕方のタイムセールを狙い撃ちして、
また作ろうと思いま~す。



【薬膳メモ】

<白米>
気を補い、脾・胃の機能を補って、消化機能を高める。


<鮪>

気を補い、血も補ってくれる。美肌や貧血に○。
温性で、体を温め、体力回復に効果的。
血栓予防、老化防止にも。

<アボカド>

気を補い、疲労回復にいい。

おなかの調子を整えてくれる。→デトックスに。→美肌に○。


<きゅうり>
たっぷりの水分とカリウムを含む食材。
体の余分な熱を取り、潤いを与え、喉の渇きを癒す。→夏バテのときに○。
利尿作用が高く、余分な水分を排出する。→むくみや、尿の出が悪いときなどに。

<白ごま>
潤いを補うので、皮膚に潤いを与え、便秘の解消にも。


<トマト>
夏が旬なので、体を冷やし、喉の渇きを止めてくれる働きがある。
(冬に食べるなら、体をあたためるものと組み合わせると、○。)
胃腸の働きを助け、血液サラサラ効果もあるので、美肌やアンチエイジング効果も。
 
 <玉ねぎ>
気・血の巡りをよくし、体を温めてくれる。 →美肌に。
粘りのある痰や咳の緩和に。
胃腸の調子を整え、消化を促進し、胃の不快感の改善に。 
 
<唐辛子>
脾・胃を温め、機能を高めて、食欲不振や消化不良を改善する。

体を温め、汗や尿として、湿邪を取り除く。(※便秘や咳のひどいときにはNG)
発汗作用を高める。心臓の働きを高める。(※高血圧やのぼせのある人はNG)

<ごま油>
腸を潤すので、便秘を解消してくれる。お肌にも潤いを与える。→美肌に。
胃に食べ物がたまってることによる腹痛や、熱をもった腫れ物・できものを改善。



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『野菜たっぷり*まぐろのピリ辛ポキサラダ丼』


【材料】(2人分)

・まぐろ刺身切り落とし 160gくらい
・アボカド 1/2個 
・レモン汁 適量(色止め用)
・きゅうり 1/2本
・トマト 1/2個
・紫玉ねぎ 1/8~1/6個
・あたたかいごはん お茶碗に2杯分

<タレ>
・醤油 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・みりん 大さじ1/2
・はちみつ 小さじ1
・ラー油 小さじ1/2
・白ごま 適量

【作り方】
①<タレ>の材料を混ぜ合わせる。まぐろを2cm角くらいに切り、<タレ>に漬けておく。

③野菜をすべて1cm角に切る。(アボカドにはレモン汁(分量外)をふって色止めしておく)

④器にご飯をよそい、その上にタレに漬けたまぐろと切った野菜を色よく並べ、残りの<タレ>を小さじ1ほどかけていただく。


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