おはようございまーす。^^



寒い日が続いてますが、みなさま、風邪などひかれてませんでしょうか?

奈良では、「東大寺のお水取りが終わったら暖かくなるよ~」て言うんですけど、
実際、この週末あたりから暖かくなるみたいですね~。^^

(と、毎年同じようなことを書いてる気がするw)



さてさて。

先日のキャベツメンチの記事で、
「長くなるからまた今度~」って言ってた
「野菜の重ね煮」の話。

今日は、あれについて書こうかと。^^ (みなさんやってるのかもw)



離乳期から、なんでもパクパク食べてくれてたうちのチビ。

(姉さんが、大丈夫?!ーって思うほどすんごい小食&偏食やったんで)
子どもがなんでも食べてくれるって、こんなにうれしくてありがたいもんなんやぁ・・・と、
チビ用ご飯を作るのも、毎日楽しくてウキウキで~♪♪♪


しかーーし!
そんな日々は、長くは続かず・・・。


2歳前後あたりから、つまりは、イヤイヤ期突入あたりから、
だんだん好き嫌いが激しくなり、食べるものがものすごーく限定的になってきて。

●肉は、ひき肉料理しか食べない。(原始人並みの肉星人やったのに~)
●魚は、塩麹漬けにして焼いた魚しか食べない。(刺身以外は何でも食べてたのに~)
●汁物は食べない。(みそ汁星人やったのに~)
●野菜は、みじん切りor千切りで、麺類かご飯と混ざった状態の料理でしか食べない。(煮物の野菜とか汁物の野菜、大好きやったのに~)


まぁ、こんな感じ。

以前がなんでもかんでも食べ過ぎやったって話でしょーか。(笑)
にしても、後退しすぎじゃないでしょーか。(;^_^A




とにもかくにも、野菜不足が心配で。
でも、毎日、野菜を千切りとかみじん切りにしてらんないしー。(・ε・) (やらんかーい!ヽ(`Д´)ノ)


で、週に1~2回、大量に「野菜の重ね煮」を作って、冷蔵庫にストックしておくことに!
これで、日々の野菜不足解消をはかっております。^^ (※重ね煮の作り方は最後に!)


最近のチビごはんその①↓



ドライカレー4




 ↑ 『野菜の重ね煮で「ドライカレー」なチビごはん。』



チビごはんって書いてますが、
もうすっかり大人と同じカレールウでOKなので、家族全員、同じものを食べてます。w



材料と作り方は、ざっとこんな感じ。

【材料】
・合い挽き肉 400~500g
・塩、こしょう 少々
・サラダ油 大さじ1
・重ね煮 お玉に2杯ほど
<A>
・酒 大さじ1
・ケチャップ 大さじ1
・ウスターソース 大さじ1
・カレールウ 2~3かけ
・砂糖 小さじ1(なくてもOK)
+お好みで、生姜やにんにくをプラスしても◎


【作り方】
・フライパンに油を熱し、ひき肉を炒める。
・完全に色が変わってしっかり炒められたら、重ね煮を加えてざっと炒め、<A>で調味する。


めっちゃ簡単!めっちゃ時短!なのにいつもよりおいしい!

【野菜に火が通ってる&重ね煮のうまみがすごい】➡【時短になる&おいしくなる!】
というワケ。


助かるでしょ~?^m^



最近のチビごはんその②↓


炒飯3



 ↑ 『野菜の重ね煮で「炒飯」なチビごはん。』



ドライカレーより、もっと簡単です!


【材料】
・冷ご飯 500g前後(温め直しておく)
・卵 2個(ときほぐす)
・サラダ油 大さじ2~3
・野菜の重ね煮 お玉1~2杯
<A>
・鶏がらスープのもと 適量
・塩 適量
・薄口醤油 少々
+お好みで、ハムやウインナー、白ごまなどを加えても

重ね煮の塩加減によって、調味料の分量が変わってきます。(適量でごまかしてすんません・・・)


【作り方】
・フライパンに油を熱し、溶き卵を流し入れ、すかさずご飯を投入し、手早く炒める。
・重ね煮を加えてざっと炒め合わせ、<A>で調味して、完成。




簡単すぎーーーー。w

思い立ったら、すぐ出来ます!便利です!助かります!



この他にも、
ハンバーグ に入れたりとか、
普通のカレーやシチューに入れたりとか、
ポテトサラダに入れても、めちゃおいしいですよ~。^^






で。
「重ね煮」って、どんなんやんねん~ってことなんですけど。(長くなってすみません(;^_^A)
 


姉さんが3歳くらいの頃だったかな?
偏食に悩む私に、ママ友さんが「重ね煮料理法」というのを教えてくれて。

陰陽の考えに基づいたものなんだけど、(検索するとすぐ出てくるよ~)、
簡単に言うと、食材を陰→陽の順に、鍋の中に重ねていって、少量の水or無水で煮るというもの。
そうすることで、鍋の中で対流がおき、結果として陰陽のバランスが取れ、食材のおいしさを引きだせる、とされているもので。


当時、お友達が作ったのを食べさせてもらって、そのおいしさにびっくり!(ノ゚ο゚)ノ


早速、やり方を教えてもらって、料理に取り入れてみたら・・・
いつもの料理が、ぐっとおいしくなってるじゃないかっ!
姉さんが、ウソみたいに、たくさん食べるじゃないかっ!


その日以来、
ずっと何年も、重ね煮のお世話になってました。^^ 
(姉さんがある程度なんでも食べれるようになるまで)



野菜を重ねる順番は、こんな感じ。

【きのこ類→葉物野菜→いも類→根菜類】


私も最初のころは、ちゃんとお鍋で作ってたんだけど、
だんだん、面倒になり、いつの間にやらレンジでチン!と手抜きするように・・・。(;^_^A

本来の重ね煮料理法とは別物だけど、
おいしさはさほど変わらないと思うし、何より、手軽に子どもに野菜をたくさん食べてもらえるっていう点は、変わらないかなーと。

たとえ手抜きでも、ないよりましかなーと。 (極論か)




私のレンジでの作り方は、ざっとこんな感じです。
(ずいぶん昔にも書きましたが)


●レンジで作る「野菜の重ね煮」deco家の場合。

【材料】
・椎茸 3個
・キャベツ 1/8~1/6個くらい
・玉ねぎ 1~1個半
・人参 1本
・塩 適量(耐熱容器の一番下と野菜を重ねた一番上にふたつまみずつくらいぱらりとふる)

【作り方】
・大きめの耐熱容器(耐熱ボウルでも)の底に、塩をぱらりとふる。
・材料をすべてみじん切りにし、椎茸→キャベツ→玉ねぎ→人参の順に平らに重ね、最後に塩をぱらりとふる。
・ラップをふんわりとかけて、電子レンジ(500W)で野菜がしんなりするまで(約7~9分)加熱する。
・そのまま5分ほど蒸らし、全体を混ぜ合わせ、保存容器に移して冷蔵庫で保存する。(塩加減にもよりますが、5日間ほど保存可能)



重ね煮1


↑ 加熱前。


重ね煮2


↑ 加熱後。 かなりカサが減ります~



野菜は、火が通りやすい&チビにバレにくいように、みじん切りにしてますが、ざくざく大きく切ってもいいです。

その場合は、加熱時間を調整してください。(お鍋の方がいいかも)


あと、野菜はほんとなんでもいいんですが、
いろいろやってみた中で、我が家ではこの組み合わせが一番おいしくていろいろ活用できて栄養面でもばっちりだなぁ~という結論に。^^



薬膳の効能的にみると、

キャベツは「腎」を補ってくれ、人参は「脾」を補い、「血」を補ってくれる。
玉ねぎは、気・血の巡りをよくしてくれるし、
椎茸は気を補って、免疫力もアップしてくれる!


子どもの体は、どこもかしこも未発達だけど、
特に、「腎」と「脾」を意識的に補ってあげるのがいいと思っているので、
これは、かなりの「優れもん」ですー。^^v


子どもだけじゃなく大人にも絶対いいと思うので、やったことないって方は、取り入れてみてはいかがでしょう~♪




・・・えらく長くなってしまいました。(;^_^A

これにて、
【野菜不足解消!レンジで「野菜の重ね煮」で、いつもの料理が野菜たっぷり&おいしくなる!っていう話。】

終わります!
最後までおつきあいくださったみなさま、ありがとうございましたーー!!





***


【薬膳メモ】

<キャベツ>

腎を補い、胃腸の働きをよくしてくれる。→体全体の働きを高めてくれる。

体内に蓄積した老廃物を散らす効能もある。→デトックス効果大。

ビタミンCも多く含まれる。


<椎茸>

 

気を補い、免疫力を高めてくれる。

生活習慣病の予防やガン予防にも効果があるといわれている。

(※天日に干した方が、栄養価がアップする)

<玉ねぎ>
気・血の巡りをよくし、体を温めてくれる。 →美肌に。
粘りのある痰や咳の緩和に。
胃腸の調子を整え、消化を促進し、胃の不快感の改善に。


<人参>

脾の機能を整え、胃などにある消化しきれていないものを取り除く効能がある。

→脾胃の機能がまだまだ未発達な子供の、消化不良にいいとされる。

血を補い、肝の働きを整え、貧血や、目のトラブルを改善する。

 →疲れ目、かすみ目などの視力の不調(=明目)や、夜盲症、ドライアイにも。


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