こんにちは~。

週の真ん中水曜日。

折り返し地点の今朝は、
久しぶりに寝坊して、めちゃ焦りましたわ。(^^;)

今週後半は、寝坊せんように頑張りまーす!


さてさて。

先週末の息子の遠足デーは、
まさかの雨のため予定が変更されまして、

【こんにゃく作り】を体験してきはりました。


こんにゃく


で、手作りのこんにゃく(↑)を持って帰ってきてくれたんやけど、
これ使って何作ろか~って息子と相談した結果、

息子の大好物のコレを作りました。


筑前煮9


↑『中華風筑前煮』

年末の作り置き(おせちの準備)で「筑前煮」を毎年作るんですけど、

2年前やったかな?

ちょっと気分を変えて「中華風」の味付けで作ってみたんです。

そしたらそれが家族にめちゃくちゃ好評で、
それ以来、筑前煮は中華風の味付けにすることが多くなってるわが家。


なんですけど、
毎回目分量で適当に作ってしもてたんで、

今回、ちゃんと計量してレシピとして残しておこうかなぁ~と。^^


筑前煮1


息子はもちろん家族全員が大好きで、
毎回「足りへーーん!」てなるので、

今回はお鍋いっぱいに作りましたよ。
(なので、レシピ通りに作るとかなり多めにできちゃいますw)


筑前煮12


蓮根もごぼうも大根も椎茸も鶏肉も、
ぜんぶぜーんぶ大好きでおいしかったんですけど、

やっぱり息子の手作りのこんにゃくのおいしさは格別でした♡


ちなみに食卓では、こんなやりとりが。

息子「オレのこんにゃく、どう?」(オレのこんにゃくw)

私「弾力がすごくってめーーっちゃおいしいわ♡」

息子「ほんまに?(☆゚∀゚)やっぱオレが作ったからかな~♪」

て、めっちゃドヤってました(笑)


雨でも楽しい思い出ができて、よかったわ。*^^*


それでは、レシピです。
(かなり多めですが、作り置きできるのでお許しをー!汗)

□■□■□■□■□□■□■□■□■□


『中華風筑前煮』

【材料】(たっぷりおかわり付き4人分)

・鶏もも肉 500g
・大根 7~8cm分
・蓮根 7~8cm分
・ごぼう 1本
・人参(小さめ) 1本
・干し椎茸 4~6枚
・こんにゃく 1枚(※今回は息子の手作りのものを使用)
・ごま油 大さじ1
・水 約500cc(材料がちょっと顔を出すくらいの量に調整する)
・みりん(仕上げ用) 大さじ1

<A>
・酒 大さじ2
・酢 大さじ1

<B>
・砂糖、みりん、オイスターソース 各大さじ1と1/2
・薄口醤油 大さじ2と1/2
・おろしにんにく(チューブでも) 少々
・豆板醤(お好みで、なくてもOK) 小さじ1/4~


【下準備】
・干し椎茸を戻しておく。

【作り方】

筑前煮工程1

筑前煮工程2

筑前煮工程4

筑前煮工程3

①鶏肉・大根・金時人参・蓮根・牛蒡・こんにゃく・戻した椎茸を食べやすくカット(蓮根と牛蒡は酢水にひたしてアク抜き)し、こんにゃくを下茹でする。

筑前煮工程5

筑前煮工程6

②鍋に油を熱して中火に落とし、鶏肉・人参・大根・蓮根・ごぼう・こんにゃく・椎茸の順に加えて炒めていく。

筑前煮工程7

③具材がちょっと顔を出す程度の水を加えて強火で煮立たせ、アクを取って<A>を加え、落としぶたをして強めの中火で15分煮る。(煮る間に<B>を混ぜておく)

筑前煮工程9

④落としぶたを取って<B>を加え、フタをせずに強めの中火~強火で煮る(途中1~2度混ぜる)。根菜がやわらかくなり水分がある程度飛んだら(今回は約10分後)、仕上げのみりんを加えてさっと煮絡め照りよく仕上げる。

□■□■□■□■□□■□■□■□■□

材料を準備したら、あとは順番に炒めて煮るだけ。
簡単です。^^
(モリモリ鍋いっぱいなので、煮る時間はかかっちゃいますが)

ポイントは、
◆酢&酒を加えて煮る(お肉がやわらかくなり、すっきり&コクのある味わいになります)
◆材料をしっかり炒めてから煮る(煮る時間が短縮できます)

今回、材料の水500ccには干し椎茸の戻し汁を1/3ほど加えてます。

あと、豆板醤は控えめにしてるので(こどもも食べるため)、
お好みの辛さに調整してくださいね。^^

作ってすぐでも十分おいしいですが、

一度冷ましてから温めなおしていただくと(冷たいままでもOK)、
さらに味がしっかりしみておいしさも増します~。

かなり多めにできるので、
残った分は清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。4~5日はおいしいまんまです。^^


筑前煮6



「鶏肉」は気を補い、脾・胃を温めその働きを高め疲労を回復してくれる食材。

「大根」には胃腸の調子を整え、消化不良を改善する効能が、「人参」にも加熱した「蓮根」にも胃腸の働きをアップさせる効能があり、消化促進食欲増進に効果があります。

「牛蒡」は体の熱を取り、体の中のいらないものを出す(解毒)効能があり、熱をもった腫れ物・できものなどの炎症を鎮めたり解熱にもいいとされる食材。食物繊維が豊富で、便秘の解消にも◎。

コトコト煮込む&体を温める豆板醤を少量加えることで、牛蒡や大根の体を冷やす作用は緩和されますし、「煮込み料理」は炒めものや焼きものよりも胃腸にやさしいので、

体が疲れてるときや胃腸が疲れてるときにおすすめの一品です。^^


筑前煮5

切りものがたくさんあるので、そこだけちょっと大変やけど、
あとは炒めて煮るだけやし、

たっぷり作り置きしておけば、後日ラクできちゃうので、
よかったらお試しくださいーい。^^

***

【薬膳メモ】

<鶏肉>
気を補い、脾と胃を温め、その働きを高めてくれる。
成長・発育を助ける→成長期のこどもに。(生殖能力を高める働きも)
皮にはコラーゲンも。→美肌、老化防止。

<人参>
脾の機能を整え、胃などにある消化しきれていないものを取り除く効能がある。
→脾胃の機能がまだまだ未発達な子供の、消化不良にいいとされる。
血を補い、肝の働きを整え、貧血や、目のトラブルを改善する。
→疲れ目、かすみ目などの視力の不調(=明目)や、夜盲症、ドライアイにも。
★成長期の子供や、パソコンをよく使う方に、おすすめの食材!★

<蓮根>
血を補い、血の巡りをよくする。→貧血に◎
体を潤し(特に肺を潤すのにいい)、体の余分な熱を取る
※加熱する:胃腸の働きを助け、下痢を止める作用が期待できる
(※すりおろした絞り汁:止血や咳止めにいいとされる)

<大根>
胃腸の調子を整え、消化不良を改善する。
上がってくる気を降ろし、吐き気を改善する。
涼性で肺に作用し、体の熱を取って、喉の渇きや痛み、咳や痰を改善する。
→熱っぽい風邪のときや、喉の違和感や渇き、痛みを感じるとき、痰がでるときなどに〇。
(※胃腸が弱い方や下痢のときは、生食や食べ過ぎには注意する。大根を煮ると涼性から平性になるという説もあるので、胃腸が弱い方や下痢のとき、体の冷えが気になる方は、煮物やスープに入れるようにすると〇)

<牛蒡>
「腎」を補う「黒い」食べ物。アンチエイジングや虚弱体質改善にいいとされる。
体内の余分な熱を取り、炎症を鎮めたり解熱に◎。また、熱をもった腫れ物・できものにも。
便通をよくする。母乳不足にもいいとされる。
(※冷やし過ぎに注意し、合わせる食材や調理法に気を付ける!)

<椎茸>
気を補い、免疫力を高めてくれる。
生活習慣病の予防やガン予防にも効果があるといわれている。
(※天日に干した方が、栄養価がアップする)

<オイスターソース>
脾の働きを強め、胃腸の調子をととのえ、食欲増進に◎。
血を補い、腎を補う。

<ごま油>
腸を潤し、便秘を解消してくれる。お肌にも潤いを与える。→美肌に。
胃に食べ物がたまってることによる腹痛や、熱をもった腫れ物・できものを改善。


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